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事業紹介

田口型範の仕事は
ものづくりの出発点

鋳造用木型・金型製作で培ってきた技術と技能をアナログとデジタルのバランスを取りながら、
常にお客様のニーズに応え、頼られる会社として約70年間歩んできました。
今や当社が製作した木型・金型から作られた鋳造部品は、
車両/産業機械/航空機さらには宇宙開発関連の分野まで、幅広い業界で使われております。
木型・金型、試作鋳物、機械加工品さらに同時五軸CNC加工を駆使したインペラー加工まで
最新鋭の設備と技術力、そして何事にも挑戦する意欲を強みに今後も田口型範は成長し続けます。

鋳造用木型

創業70年以上に亘り培ってきた【ノミ・カンナ等を用いた伝統的アナログ的な技術技能】と【最先端3D CAD / CAM / CAEとマシニングセンターでのデジタル的な技術技能】を組み合わせ、お客様の方案要望を反映した木型づくりを行っております。
実績例: シリンダーヘッド・ブロック、トランスミッションケース、EV用モーターケース、中大型サブフレーム等

鋳造用金型

量産砂型鋳造用金型を中心に、ガスタービン向けロストワックス金型や低圧鋳造、重力鋳造向け金型の実績があります。Creoを用いた3D設計、最新のCAD/CAM/CAE、最先端の5軸MCを駆使し、さらに5軸加工と旋削加工を同時に行うことで、品質の良い金型を短期間で製作することが可能です。ø1000と大きな形状にも対応します。2022年には大型5軸加工機を2台増設、更なる加工力の強化を図ります。
検査設備も充実。温度管理をした環境のもと、非接触式三次元測定機(ATOS)と接触式三次元測定機を必要に応じて使い分け測定、寸法保障致します。
また、図面やデータのない製品を非接触測定機で計測し、その測定データから3Dモデルを作成する技術(リバースモデリング)も確立しています。リバースモデリングでは「老朽化金型の復元」「図面のない金型の製作」などが可能です。

インペラー

1980年頃から小規模・少人数で試作インペラ―(羽根車)の削り出しに着手し、インペラ―加工事業での実績を積み上げてきました。
2006年頃量産へ踏み出し、現在は主にターボチャージャー部品のコンプレッサーインペラー/タービンインペラーの削り出し、ガスタービン、発電機、冷凍庫に用いられるインペラーを製作しています。同時5軸加工やバランス修正・三次元測定を駆使し、高精度・高品質を実現しています。材質はアルミ、チタン、マグネシウム、ニッケル合金など多種にわたり、薄肉加工に対応した自社配合によるマシナブルワックスの削り出しも行っています。

試作鋳物

木型設計から製作、造型、鋳込み(外注)、鋳仕上、機械加工、検査までと鋳込以外のすべての工程を弊社で行います。
凝固解析により、鋳造不良をなくし、短期間で試作用鋳物をお届け致します。
さらにExone社製砂積層装置も保有しており木型レスにて短期間での鋳物製作を可能としております。
試作によくある製作途中の設変には変更が及ぶ(型の)範囲を迅速に把握し、スムーズかつ短期間で対応する体制を整えております。
お客様が頼れる技術部門として困りごとの解決を目指し、どうやって作るかが不明な鋳物を作り方から提案できるようにしています。

機械加工品

真空ポンプや半導体製造装置向け部品の試作から量産まで幅広く対応しております。特に金型加工/インペラー加工で培った5軸マシニングセンターでの短時間で高品位な部品加工にはご評価を頂いております。さらに、中型クラスまで対応できる旋盤設備を保有し、熱処理/表面処理もアウトソーシングで対応可能です。どのような機械加工品でも、まずは一度弊社までご相談下さい。